楽器可賃貸・楽器も使える防音アパート:園田大阪杉原土地

楽器可能賃貸です。音楽を楽しみたいあなたに防音室が付いているアパートマンションです。大阪まで徒歩と電車で23分自然がある藻川のほとりです。

電話06-6491-6339〒661-0971兵庫県尼崎市瓦宮2-18-15 掲載の楽器可賃貸は杉原土地有限会社の自社物件
年中無休8:00-18:00現在の防音室の空室スマートフォンに演奏した楽曲を入れてご見学下さい

FAQ

FAQ

窓を内側に2重にする方法は?

  • 窓を内側に2重にする 取り付ける所に枠を取り付ける
    取り付ける既存窓の内側に木枠を取り付けます

窓から音が漏れていることが分かった場合
窓を二重にする方法があります。

二重にするには
物理的に
今ある窓の外側または
内側に取り付けることになります。

外側に取り付ける場合は
防水が必要です。

内側に取り付けると
部屋が狭くなります。

取り付けるのは
アルミの窓・引き違い窓です。

今回取り付けるのは
アルミ窓の半外付け窓です。
取付枠より外側に半分出ているものです。

  1. 既存の窓と新設窓の間は離れている方が
    防音効果が高いので、既存の窓に枠を取り付けます。

    防音効果以外にガラス戸を嵌め込む時には
    距離を設ける必要があります。

    窓を内側に2重にする 取り付ける所に枠を取り付ける

    窓を内側に2重にする 取り付ける所に枠を取り付ける

  2. 取り付けるアルミ窓に合わせて木枠を作ります。
    窓を内側に2重にする 新設窓の木枠

    窓を内側に2重にする 新設窓の木枠

  3. アルミ枠の方にシールを塗ります。
    木枠に塗ると外にはみ出します。
    窓を内側に2重にする 新設のアルミ枠にシリコーン塗布

    窓を内側に2重にする 新設のアルミ枠にシリコーン塗布


    ネジで木枠にネジで取り付けます。
  4. アルミ枠の外側にシリコーンを塗布する
    1の枠に嵌め込みネジで留めます。
    窓を内側に2重にする 新設のアルミ枠外側にシリコーン塗布

    窓を内側に2重にする 新設のアルミ枠外側にシリコーン塗布

  5. アルミ引き違い戸を嵌め込みます。
    既存窓と新設窓の間の枠にはグラスウールを張っております。
    今回使っているのは32K品極細繊維のアクリアです。表面を不織布で覆っております。
    窓を内側に2重にする 新設の窓にガラス戸を取り付けたところ

    窓を内側に2重にする 新設の窓にガラス戸を取り付けたところ

  6. アルミ引き違い戸を閉めたところ
    窓を内側に2重にする 新設の窓のガラス戸を閉めたところ

    窓を内側に2重にする 新設の窓のガラス戸を閉めたところ


    しっかり防音できていました。

窓を外側に二重窓にする方法は

  • 窓を二重窓に 枠の取り付け
    窓を二重窓に 枠の取り付け

普通の窓で
外の音が
入ってくる時
あるいは
中の音が外に逃げる時
窓を
改善しなければなりません。

方法として
1.既存の窓のガラスを厚いものにする
2.既存の窓と窓枠の隙間を少なくするためにスポンジ・モヘヤを使うかクレセントで強く押しつける
3.二重窓にする
があります。

既存窓を改善してもそれ程防音性は普通は上がりません。

古いアルミサッシは添付のゴム等が古く硬くなっていてあまりその用を果たしていません。

やはり二重窓にするのが効果的です。

二重窓にするには
その位置によって
ふたつあります。

1.既存窓の内側部屋側に新しい窓を設置する
2.既存窓の外側に新しい窓を設置する

方法です。

内側に設ける方法の利点は防水を考えなくても良いことですが部屋が窓の分だけ小さくなることです。
それに対して外に設ける方法は部屋は小さくなりませんが、雨に対して防水と耐久性が必要です。

今回
大きな庇の中で大きな吹き降り以外雨にかからないので外に設置することにしました。

設置する方法は次の様です。

  1. アルミ窓に合う木枠を作ります。
  2. 木枠を窓の外に設置します。
    既存の窓の周りには下地がありますのでそこに向かってネジで止め付けます。
    窓を二重窓に 枠の取り付け

    窓を二重窓に 枠の取り付け

  3. 枠周りをシリコーン塗布します。
    窓を二重窓に 下端段取り付け・枠四周シリコーン塗布

    窓を二重窓に 下端段取り付け・枠四周シリコーン塗布

  4. 木枠下端・アルミ窓の枠の四周にシリコーン塗布
    窓を二重窓に 枠にシリコーン塗布

    窓を二重窓に 枠にシリコーン塗布

  5. アルミ窓を取り付け固定します
    窓を二重窓に アルミ窓を取り付け

    窓を二重窓に アルミ窓を取り付け

  6. 四周の隙間にシリコーン塗布
  7. 雨がかかるところでしたから
    この後
    防水の処理をします。

    例えば
    アルミで板金した例です

    外側に防音窓を取り付け

    外側に防音窓を取り付け

防音ブースとお部屋の間はどうあるべきか

防音ブースとお部屋の壁の間はどうあるべきか

防音ブースは
お部屋の隅に設置するのが
普通です。

防音ブースを
お部屋の壁に接しては
決して設置してはいけません。

距離があれば距離があるほど
良いのですが
それでは
お部屋が小さくなりますので
小社では
35mm厚の吸音材が入る寸法だけ
間隔を開けています。

その間隔を
をどのようにして
処理するのかです。

これを
完全に塞ぐと
音が閉じ込まれてしまいます。

防音ブースの振動が
お部屋の壁に
伝わらないように
硬いもので
塞ぐ場合は
必ず間隔を取る必要があります。

それと
音が通る様な
隙間・穴が必要です。

写真では
ベージュ色の部分がお部屋の壁
薄い空色が防音ブースの壁です。

隙間を空けて
穴を開けています。

防音壁 吸音材の挟む位置はどのように考えればいいでしょうか?

結論から先ず言うと

  • 防音室内に張り付ける場合はできるなら壁から間隔を開けるのが最善です。
  • 有孔ボードと壁との間に入れる場合は有孔ボード側に入れる方が効果があります。
  • 防音壁内に入れる場合はできるだけ多くを入れること
    一部分に入れる場合は殆ど同じですが音源側に入れるのが効果があります。

です。


グラスウール吸音板を挟む位置は用途に応じて次の様に分類されます。

  • 防音室内部表面に取り付けてデッドな空間(吸音率の高い反響しない空間)を作るためのグラスウール吸音板
  • 有孔ボード(穴がブツブツ開いている板状の吸音板)の壁側に設置して有孔板の低音側吸音率を上げるために使うグラスウール吸音板
  • 防音壁の内部に設置して共鳴透過を防ぐグラスウール吸音板

の役割があります。適材適所のグラスウール吸音板の使用がその効果を高めます。

○防音室内部表面にあって反響を少なくして音楽環境をよくするために使うグラスウール吸音板

いわゆるデッドな空間を作るために使うグラスウール吸音板です。密度のある程度高い物をなるべく厚く使う必要があります。厚みによって効果のある吸音域が異なります。厚いほど低音側に吸音域は移動しますが通常の使用では高音域の吸音です。
吸音材を壁より離して設置すると低音側に吸音域が移動します。

○有孔板(穴の開いている板状の吸音板)の裏側(壁側)に設置して有孔板の低音側吸音率を上げるために使うグラスウール吸音板

有孔板(有孔ボード、有孔吸音板と呼ばれる穴の開いた板状の吸音板)を用いるとき壁との空間に吸音効果を高めるためにグラスウール吸音板を詰めます。
一部の充填なら有孔板側に設置するのが最善です。

○防音壁の内部にあって共鳴透過を防ぐグラスウール吸音板

頑丈な防音壁が隣り合ってある場合にはその間隔が狭い場合は「太鼓のようにその間を音が反響し合って共鳴する現象」が見られます。音の周波数と防音壁の周波数が一致するときに共鳴する現象です。この場合防音壁間の音圧を下げるためにグラスウール吸音板を使います。
使い方はなるべく密度の高いグラスウール吸音板を防音壁間にできるだけ多く挟み込みます。
共鳴透過を防いで防音性能を上げるためには防音壁間の距離をなるべく大きくして密度の高い吸音材を多く挟み込むことです。
間隔は7cm以上あることが必要です。

防音壁を外側だけから作るにはどのようにしたらいいですか

外側だけから防音壁作るための下地

小社で2重壁の
防音室を作る時には
扉まわりの防音壁は
あとから作ります。

最初に作ってしまうと
入り口が狭いので
重い防音の材料が
持ち込めません。

他の部分が
すべて出来上がった時に
塞いでしまいます。

2重の防音室の場合は
ひとつ目の防音壁は
表裏から
張りこむことはできますが
もうひとつの
防音壁は
普通の方法では
表裏の
施工はできません。

普通の方法ではない方法で
作っています。

写真の様です。

いわゆる太鼓張りの
どちらの面も
写真では
外側から張るための
下地です。

防音壁を貫くエアコン用の穴はどんな風に開けますか

防音換気チャンバー 防音壁に穴を開けるためにパイロットホールの穴開け

防音換気チャンバー 防音壁に穴を開けるためにパイロットホールの穴開け


防音室にエアコンを取り付ける時に

エアコンの冷媒や配線・ドレインを通す穴が必要になります。

冷媒や配線は勾配が必要ありませんが
ドレイン
(冷房中に冷却フィンに結露する水を流す配管)は
特殊な装置を使わない限り
重力で流れていきます。
低いところへ流れていく水の性質を利用して
排出しています。

そのため
外に向かって
下がり勾配である必要があります。

上の写真は
貫通孔を開けるために
パイロットホールを開けているところです。

内部からの写真ですので
外部に向かって
下がり勾配になっています。

小社が製作する
防音室は
一番下は
ファンデーションと呼ばれる部分で
何層かの積層になっています。

その一番下が
柔らかいゴムです。

ゴムは
圧縮されて
その効果が出るので
半分ぐらいまで
縮んでしまいます。

つまり
内部の防音室は
時間が経つと
外部より
な部が
沈下します

沈下しても
下がり勾配を維持しなければなりません
そのために
小社では
貫通孔を
少しだけ
『へ』の字型にしています。

防音壁の貫通孔 模式図

防音壁の貫通孔 模式図