楽器可賃貸・楽器も使える防音アパート:園田大阪杉原土地

楽器可能賃貸です。音楽を楽しみたいあなたに防音室が付いているアパートマンションです。大阪まで徒歩と電車で23分自然がある藻川のほとりです。

電話06-6491-6339〒661-0971兵庫県尼崎市瓦宮2-18-15 掲載の楽器可賃貸は杉原土地有限会社の自社物件
年中無休8:00-18:00現在の防音室の空室スマートフォンに演奏した楽曲を入れてご見学下さい

防音室を作っている私のブログ
大阪から電車で9分徒歩で6分の園田に生まれて62年老人になってしまいました。 家業の賃貸業を引き継いで数年が経ちました。 賃貸業のお客様が 楽器をお部屋でいつでも使いたいという要望があったので 防音室のあるお部屋を作り始めました。 作り始めると 想像以上の困難さです。 試行錯誤の連続です。 防音のために 頑張っている サイト管理人のブログです。
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防音室の入り口部分を作っています。

防音室の入り口の下地下部

今日は当地では雨でした。

雨ですが
一応屋根があるので
防音室の
入り口部分の
遮音材をを張って
吸音材を入れて
遮音を張ります。

写真の様に
下地が
二重になっています。

二重の間隔は
7cm以上あることが
必要です。

低音側の
共鳴透過を
低減することが
できるのです。

防音室の入り口ユニットはどのように作るべきか

防音室入り口ユニットの模式図

小さな防音室を作るときには
入り口だけ
後で作ります。

重い防音材を
狭い入り口から
運び込んで
組み立てるのは
大変です。

というわけで
入り口だけを
後で作っています。

今までは
入り口ユニットは
現場で
外から下地を作っていました。

外から
作っていたのですが
現地で組み立てると
接続部位に
補足材が必要です。

2重壁の
間隔について
大きな差が生じます。

ユニットで組み立てると
2重壁間隔が大きくなって
共鳴透過が
少なくなります。

開口部の
横の隙間も大きくなって
吸音性が高まり
防音性が高まります。

防音チャンバーとその間の空間はどのようなものがよいだろうか

防音室には
必ず換気が必要です。

防音壁は穴がないのが
最良です。

この二律背反に
防音換気チャンバーの出番です。

防音壁に穴を開け
防音壁に匹敵するだけの
防音性能を得るために
防音チャンバーを取り付けます。

チャンバーとは
chamber:部屋を指す言葉で
防音チャンバーとは
直訳すれば防音室です。

空調設備などで
チャンバーといって
空気の流れを
変えたり
分岐したりする部分を
チャンバーということから
同じように
換気と防音を兼ねた
設備を
防音チャンバーと呼ぶようになりました。

防音チャンバーは
吸気用と排気用のものが必要です。

防音チャンバーを取り付ける

防音チャンバーを取り付ける

上下に2箇所取り付けるのが普通です。
離れて取り付けるのですが
取付場所が
小さな防音ブースですので
同じ場所に取り付けてみました。

もちろん
防音ブースは
一杯吸音材を張ります。

防音チャンバーは吸音材をできるだけ入れる

防音チャンバーは吸音材をできるだけ入れる


この様に防音チャンバーを
作ると
凸凹になりますので
覆うときに
一緒に覆ってしまいます。

一緒に覆うことになります。
覆ったときに
何もない空間を覆ってしまいます。

何もない空間が閉鎖されれば
音が
中で反響して
大きくなります。

太鼓が大きな音を
出すように
閉鎖空間は防音上
支障があります。

そこで
穴を穿ち
それをなくしました。

お部屋の中に置く防音ブース完成間近

防音ブースとお部屋の壁の間はどうあるべきか

楽器が
お部屋の中で
迷惑をかけずに
使えたら良いですよね。

そんなわけで
防音ブースを
お部屋の中に置くことにしました。

距離は
防音の一番大きな味方です。

距離があれば
何もすることなし
防音ができますが

小さいお部屋ですので
それはできません。

そこで
いろんな手法を使います。

距離を稼ぐために
吸音材を入れたりします。

防音ブースと
お部屋の間も
吸音材を入れております。

もうすこし
隙間を大きくすれば
吸音材の効果も
倍増するのですが
そんなわけも行かず
思案中です。

防音ブースの内側に吸音材張り込み

防音ブースの内側に吸音材張り込み

防音ブースの内側
壁の中に
吸音材を張り込みました。

外側と
内側のなかに
吸音材を入れます。

共鳴透過と言う現象を
押さえるためです。

音が
1枚目の壁に当たると
壁が
揺れます。

揺れた壁は
裏の空気層を押します。

空気層は
バネの様になって
押し返しますので
押す周波数(音の周波数)と
空気層の
バネの振動固有周波数が
おなじになると
壁が共振して
透過損失が
減少します。

これを防ぐために
吸音材を入れて
空気バネの効果を
減衰させます。

この空間は
大きいほど良いということになっていますが
低音域が
問題になる
100Hz以下にするためには
7cm異常必要です。