防音扉を建て込み
二重扉にしています。
1枚だけでは
防音を達成出来ないので
2枚にしております。
壁も2枚あるので
2重にするのは
当然かと思います。
扉を2重にすると
その間があります。
この間に
吸音材を入れた場合と
入れない場合を
調べました。
低音側では
ほとんど変わりませんが
高音側では
少しだけ効果があるようです。
再度調べてみます。
電話06-6491-6339〒661-0971兵庫県尼崎市瓦宮2-18-15 掲載の楽器可賃貸は杉原土地有限会社の自社物件
年中無休8:00-18:00スマートフォンに演奏した楽曲を入れてご見学下さい
今日気が付いたのですが 防音室は その性質上 断熱性と気密性が極めて高いので 冷暖房が効きやすく 温度が均一になります。 今はもう冬ですから 冷房がどれほど効くか 実験できませんが 体験上は すぐ冷えるし その冷え方が尋常ではありません。 リモコンの 冷房の最低の設定は 機器によって違いますが 16°から18°程度です。
しかし 普通のお部屋では 最低の設定にしても その温度には 何時間経っても 少し無理があるようです。 防音室なら すぐに冷えてきます。 そして その温度が 均一です。 壁も 気温と同じになりますので 放射熱が 同じで 快適な部屋にできます。 つまり防音室は 暑がりさんにとっては このうえない 快適なお部屋になります。
サクソフォンは
意外に新しい楽器だそうで
日本では江戸時代末期
西暦1840年ごろ
ベルギーの
サックスさんがクラリネットを研究中に
発明したそうです。
サックスさんが
最初に作ったので
サクソフォンと名前がつけられたようです。
有名な交響曲を作った
バッハとかモーツアルト・ベートーベン・シューベルトの
時代には
サクソフォン自体なかったので
オーケストラに
サクソフォンの定位置はない
そんな楽器です。
しかし
サックスさんが
良く研究して作った
楽器ですから
大きな音が出るように
工夫されています。
サクソフォンができたころ
アメリカは
発展段階で
南北戦争を経て
奴隷解放に進みます。
そんな時代に
使った楽器が
サクソフォンです。
そして一番有名な曲のひとつが
「聖者の行進」です。
誰が作ったかわからないし
出来上がってから
もちろん100年以上も
経っていますので
著作権がありません。
行進曲ですから
大きな音です。
この音で
私どもの防音室を
確かめてもらいました。
防音室で演奏して
隣室で聞いてみます。
若い耳の言い方なら
何となく音が出ているのはわかるそうです。
曲としては
把握できないそうです。
私には
まったくわかりません。
これなら
真夜中でも
練習は可能です。
小社は楽器もガンガンに使える防音室を入居者のために作っています。
その作り方を小社ではトリレントと名付けました。
特許も申請しました。
トリレントは
簡単に言うと
普通に建築で使う用語で
「千鳥間柱」とでできていて
千鳥間柱だけでは
既存の技術ですので
特許になもちろんなりません。
壁の中に
吸音板を入れています。
入れるメリットについては
後述します。
先に
千鳥間柱について説明します。
大壁作りといって
壁の裏と表に
壁材が張ってある場合
表の壁下地と
裏の壁下地が
千鳥間柱では
別々にできています。
普通の壁ユニットも
別々にできていますが
入口ユニットも
もちろんできています。
千鳥間柱のメリットは
音が伝わるためには
媒体が必要です。
媒体は
身近にあるものなら空気
それと壁などの固体です。
空気は媒体としては極めて軽いので
減衰の少ない媒体です。
空気の減衰は拡散によるものが殆どです。
それに対して
固体の
減衰については
一様ではありません。
音の伝搬の基本則には
質量則と言うのがあって
「音の減衰量は
質量と周波数に比例する」というものに従います。
そして
固体は
一度揺れると
減衰は
極めて少なくなります。
鉄製の階段の音が
建物全体に伝わることからもおわかりと思います。
模式図でご理解頂いたでしょうか。
左側は普通の大壁作りです。
一方の壁材の揺れは間柱を通じてもう一方に
伝わっていきます。
右側の千鳥間柱は
音源側の壁材の揺れは
空気のみで隣の壁
(この場合模式図で言えば
右側の下側の壁)
に伝わることになります。
糸電話のように
繋がっていませんから
伝導効率は落ちます。
防音に役に立つのです。