2重の防音室に窓を設置した場合
窓は
防音上の弱点です。
窓の
防音性を
高める方法を
定性的に述べれば、
- 窓を気密性の高い物にする
- 窓ガラスを厚いものを使う
- 窓は何重にも入れる
- 窓ガラスは種々の組み合わせが良い
- 窓の間は出来るだけ距離を大きくする
- 窓の間の吸音性をあげる
です。
最近のアルミ窓は標準のアルミ窓でも
気密性は高いので
窓の向こうに特に苦情の出るような施設がないなら
2重で充分です。
ガラスは
外側は6.8mmのラフワイヤー
(向こうが見えない網入りガラス
普通に使うガラスで普通のアルミサッシに入れることが出来る一番厚いガラスです。)
と
内側の5mmの透明ガラスを小社では使っています。
窓と窓の間隔は
防音壁を2重に作った間隔をそのまま使用しています。
16cmあります。
もう少しあって
斜めになっていると
もっと効果的ですが
防音室が
狭くなるので
このくらいにしております。
それから
一番大事なのは
窓の間の吸音性です。
吸音率を上げると
共鳴透過が
減少します。
窓の横を
写真の様に
不織布で
吸音材を覆って吸音性を高めます。
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