小社では
防音室の壁天井を
スーパーストラクチャーと呼んでおります。
普通の壁や天井の構造でないのと
天井壁を区別する必要がないため
そう呼んでおります。
スーパーストラクチャーは
ユニットで作る方法を
使っています。
防音室の外側の防音部材を
ユニット毎に張った後
組み立てます。
ユニット同士を接続しなければなりません。
まっすぐの場合や
直角に曲がる場合は
シリコーンを付けてネジで留め付ければ完了です。
曲がっている場合は
簡単には
いきません。
使用材は
正方形か長方形ですので
直角以外の曲がりは
すべて考慮しないと
隙間がないように適切に接続できません。
そこで考えられる方法は
次の2点です。
- 1.斜めの材を引き立てて使う方法
- 2.曲がり部分をひとつのユニットで作る方法
1.斜め材を引き立てて使う方法
長方形しかない材ですので台形または3角形の材を作ってユニットの端部に使うか張り付けます。
角度が直角より少しずれている場合はこの方法はかなり有効です。
2.曲がり部分をひとつのユニットに作る方法
ユニットは既成材を使うため一定の寸法で作られます。
小社が使うスーパーストラクチャーは幅610で作ります。
防音室は出来るだけ大きく作りますので半端が必ず出来ます。
そのため端部には端数のユニットが作られることになります。
その端数が30cm以下の時には端数同士一緒に作る方法が接続箇所を少なくなるので最善の方法と
考えております。
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